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【昔話シリーズ】欧州選手権観戦記-6 [1996欧州選手権観戦記]

■1996.06.19(水) ポルトガル-クロアチアの日

7:00、モーニングコールで飛び起きる。ホテルをチェックアウトし、タクシーでエジンバラ駅へ。
8:00発の列車に乗る。パンと水と新聞を発車前に購入。
東スポ派の僕は英国では当然“SUN”である。
一面も最終面もスコットランドの記事。スコットランド版であるから当然か。
“BREAK HEART”の見出しが泣かせる。

出発。乗換えのドンカスターまでは約3時間。当然寝る。何も考えず寝る。
はっ、と目が覚めた時、既に列車はドンカスター駅停車の為の減速を始めていた...。
うーあぶないあぶない。
その後ドンカスター、シェフィールドで乗換え14:30、予定時刻にノッティンガム着。

駅の地図でスタジアムの位置を確認し、歩いて向かう。途中クロアチアサポがちらほら。
ほんの数分でスタジアムを発見。何か地図で見たより近い気がするけどまぁいいや、とスタジアムの前に着くもサポーターも係員もいない。
“EURO96”の看板もポスターもない。しかもゲートが閉じていてとても試合前の雰囲気ではない。

不審に思いつつもう少し歩くとチケット売り場があり、当日券を売っている。やはりここなのか?
スタジアムのグッズ売り場が営業していたので悩みながらも入ってみる。
EURO96のグッズは皆無だし、どー見てもノッティンガム・フォレストのシャツでは無い...。

ノッツ・カウンティーのスタジアムだった。シティグランドは更に先。

大通りに出るとポルトガルサポータで溢れている。安心。
橋を渡るとスタジアムは目の前。でかい。先刻のスタジアムとは全然違う。

キックオフまで1時間程あるがスタジアムに入って座って待つことにする。
席は...バックスタンド、センターライン付近6列目。ほとんどグランドレベル。


ノッティンガムといえば、ロビンフッド。試合前には仮装した一団が。

キックオフ30分前アナウンスがあり両チームのアップが始まる。


アップ中のポルトガルチーム。右端がジョアン・ピント。

クロアチアに目を向ける。ムラデノビッチはスタメンらしい。プロシネツキは前の試合と違ってややだるそう。
が、ボバンとスケルがいない。前の試合で一次ラウンドの勝ち抜けを決めているクロアチアは無理する必要はないので温存。この試合を楽しみにしていた僕はちょっとがっくり。
負けると一次ラウンド敗退可能性もあるポルトガルが攻めることを期待してキックオフを待つ。

キックオフ。攻めるポルトガル。パスがサクサク繋がる。
右サイド、ジョアンがセクレタリオにパスしセンタリング。一人スルーしたボールはフリーのフィーゴへ。あっさり先制。
その後もポルトガルのペース。クロアチア、ボバンの不在のためか球回しがぎこちない。

ポルトガル攻守に渡りオセアーノが効いている。よく走りプレーも正確。

ポルトガル右CK。コゥトがヘッドでファーに流し、フィーゴがシュート。こぼれたボールはジョアンの足元へ、もう一度シュート。これが決まり2-0。

2-0になってボバン、スケルがアップを始める。前半はポルトガルやりたい放題といった感じのまま終了。

後半。ボバン、スケル、アサノビッチの姿が見える。一気に三枚替えだ。

ボバンの入ったクロアチア攻める...がプロシネツキが交代で下がった上、ポルトガルがややディフェンシブのため思うに攻め切れず。両チーム攻め手に欠きゲームは進む。

ルイ・コスタ交代。正に温存か。当然であろう。
続いて、パウロ・ソウザも下がる。こっちはもう少し見たかった、残念。
クロアチア益々攻める。二人が下がった分ちょいと不安定かポルトガル。
しかしDF陣とオセアーノが頑張って点を取らせない。

終了10分前、クロアチアDFのキックが味方に当たってしまう。リバンドをドミンゴスが拾い、ドリブルしてシュート。3-0。

3-0のまま試合終了。選手起用が明暗を分けた一戦であった。(と思う)

今日の宿泊は何故がロンドン。が、腹も減ったし、イタリア-ドイツの試合見たいので、ロペさん(試合前に合流し一緒に観戦)パブに行く事にする。

適当に駅のそばのパブに入り、TVの前の一角を陣取る。
すぐに中継開始。どこかで見た顔...おおっ何とフリットがゲスト(解説?)の様である。
隣にはビアリが...凄い布陣だ。おそるべしBBC。

19:30、キックオフ。デルピエロ、ラバネリ不在。カシラギ先発にロペさんやや不満そう。
試合開始早々、カシラギがエリア内で倒され、イタリアPK獲得。キッカーはゾラ。
が、ケプケに止められ先制ならず。
その後も攻め続けるイタリア。が、ドイツ守りを固め点は取らせない。

画面に同時進行のチェコ-ロシア戦のスコアが...2-0でチェコリードだ...イタリア大ピンチ。
イタリア攻めに攻めるも点にならず、0-0のまま前半終了。

チェコの勝利はほぼ間違いないだけに引き分けではイタリアは勝ち上がれない。
後半は点を取りに行くしかないだろう。
(この時TV観戦していた我々は勝ち点同じの場合は得失点差だと思ってました。)

後半開始。デルピエロ、ラバネリあたりを投入するかと思ったら選手交代はなし。あらら。
前半と同じ展開が続く...とシュトルンツが二枚目のイエローで退場となる。
と同時にチェコ-ロシア、2-2の報が入る。
イタリアに風の向きが変わったか。しかし相変わらず点は取れず。

このまま両試合とも引き分けでイタリア勝ち抜けかとロペさんと話していたら3-2ロシアリードの続報が。TV画面のイタリアサポータも喜んでいる。
さて、電車の時間もあるし...と出発の準備を始めた試合終了間際、チェコが3-3に追い付いたらしい。イタリア-ドイツも0-0のまま終了。

得失点差でイタリアですね。イタリアらしいですねぇ。とロペさんと別れ際に話しつつ(注:くどい様ですが得失点差だと二人とも勘違いしてました。)
駅に向かう。

さて、電車に乗り込み一路ロンドンへ...なのだが、本日のドラマはこれでは終わらない。
試合後のポルトガル、クロアチアサポータと共に私の乗った電車はシェフィールド発の電車で、その電車にはシェフィールドでの試合を終えたデンマーク、トルコのサポータで一杯だった。D組サポ大集合。
まじか。正に呉越同舟。当然ながら皆酒が入っている。何事もなければいいのだが........(不安)

その不安は杞憂に終わる。何だか皆友好的だ。特に一番数の多いデンマークサポは他国のサポータと握手したり酒を勧めたりしている。
う、美しい。何か妙に感心してしまった。サポータとはこうあるべきだなぁ。

そして当然ながらデンマークサポータは歌う。何しろ数が多いだけに音量もでかい。
ロンドンまでの約2時間、彼等の歌声は止むことがなかった。

ロンドン、パンクラス駅着。重たい足を引きずり、疲れと眠気に呆然としつつ地下鉄を乗り継ぎ日付が変わるころロンドンのホテル着。

今日もよく眠れそうだ....zzz

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本日の鉄道移動距離 635km
  総鉄道移動距離 2208km


シティグランド


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mineja

>ようよさん
nice!ありがとうございます。
by mineja (2007-07-04 20:16) 

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